#20 昇格試験に合格した場合の「昇給額と年収、生涯収入UP額」とは?

昇格試験と向き合う

 

目次

3つの要素の内、〇〇が一番むずかしい!

これまで昇格試験合格に必要な
3つの要素「知る」「動く」「続ける」
(知識・行動・継続)
についてお伝えしてきました。

その中でも「続ける(継続)」
ということが、何より難しいことも
お伝えしたと思います。

そして「続ける(継続)」ためには
目的の明確化や計画などの
工夫が必要だということも
気付かれたのではないでしょうか。

このように色々な角度から
勉強のモチベーションを維持する手法を
提案してきましたが
絶対に押さえなければいけない話が
「お金」のことです。

押さえるべき「お金」の話

つまり
「合格するといくら収入が増えるのか」
という具体的なことを
押さえておかなければ
勉強も続きません。

なんとなく
昇格したら給料も上がるだろう
という程度の認識では
モチベーションにならないのです。

なぜなら
その程度のことは
全員が知っていることです。

それがモチベーションになるのなら
全員が勉強を続けられることになります。
しかし
実際には勉強を続けられない人が
ほとんどなのです。

どのくらいの精度で把握するのか?

では具体的にとは
どのくらいの精度でしょうか?

それは1万円単位です。

昇格して昇給したら
月収がいくら上がるのか。
ボーナスを含めた年収はどうか。

そして
定年までの生涯収入が
いくら上がるのかということを
計算してみてください。

昇格試験を
導入するような会社であれば
公平性を重視しているはずです。

そのような会社であれば
多くの場合は
昇格後の基本給額が
明示されているはずです。

もし
明示されていない場合でも
周囲の噂や合格者からの
情報を収集すれば
おおよその昇給額を知ることが
できるはずです。

生涯年収の差額を計算する

その場合は正確性には欠けますが
そのまま生涯年収の差額を
計算してみてください。

会社やその人によって
多少異なるとは思いますが
昇格すれば
基本給が2万円ほど
昇給するようです。
もっと多い場合もあるでしょう。

このまま計算を進めます。
月収で2万円プラス。
12ヶ月では24万円プラス。
さらに
年2回のボーナス差額が40万円。

すると
年収で64万円プラスになります。

残業の多い方は
基本給が上がることで
残業代も割り増しになるでしょう。

そして
退職金の積み上げにも
少なからず影響があります。

これらもろもろを含めて
生涯収入のプラス分を
年収ベースに割り戻すと
昇格試験に合格すれば
年収ベースで約70万円近くプラスに
なると思います。

もし、30歳で合格して
定年の60歳まで30年積み上げると
生涯収入で2100万円プラス
となります。

数ヶ月の勉強成果が〇千万円!

これってすごいことだと思いませんか?
昇格試験に合格するために
数ヶ月勉強した成果として
2000万円以上の報酬が増えるのです。

費用対効果の確認として
まずは勉強時間を計算してみましょう。

毎日30分ほど
週にすると4時間ほど勉強したとします。
月にすると16時間。
それを4ヶ月続けたとして
64時間となります。

それでは
この勉強時間で生涯収入プラス分を
割ってみるとどうなるでしょうか?

2100万円 ➗ 64時間
= 32.8万円/時間 となります。
時給でいうと、約33万円です。

いかがでしょうか。
少しはやる気になりませんか。

確かに
かなり単純化した計算なので
そんなに昇給しないよとか
こんな勉強時間じゃ合格できないよ
という場合もあるでしょう。

しかし
もし昇給額が半分で勉強時間が
2倍必要だとしても
時給8万円相当の自己投資となります。
十分に取り組む価値が
あるのではないでしょうか。

そして
何より毎年合格しないことでの
収入損失が何十万円もある事実と
向き合ってみてください。

どんなに節約しても
昇給額分には届かないでしょう。
逆に昇給すれば
どのくらい選択肢が広がるでしょうか。
この事実と真剣に向き合ってみてください。

昇格試験とお金。

目を背けないでね。

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